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<須弥山石>(写真1枚目)
須弥山とは、仏教世界において世界の中心にそびえる山である。
現在3石が遺存しているが、文様と内部のつながり具合から、もとは下の第1石と第2石の間にもう一つの石があったと考えられ、4個を積み上げると高さ3.4mに復元できる。
『日本書紀』には4度登場する「須弥山像」にあたることに疑いなく、第1石の下に穿たれた細い円孔を通じて内部に水を溜め、第1石の山形文様の隙間にある小穴から水が噴き出す構造で、石人像と同じ噴水施設である。

<石人像>(写真2枚目)
花崗岩一石に、異国風の顔立ちと衣服をまとう男女が寄り添う姿を表現していて、男の足の下から穿たれた細い孔は、男が口にする大きな杯に貫通している。
孔は途中でY字形にわかれ、大きく開けた女の口にも通じている。
地下に埋設した管を通じて、口や杯から水があふれ出る噴水施設である。

現在は、飛鳥資料館の庭に出土した石像物のレプリカが置かれている。

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